旦那と別れたい妻がやるべき事チェックリストと知っておくべきメリット・デメリット

結婚したとしても突如、この人とはやっていけない、別れたいと感じてしまう場面というのがあります。

それは本人たちの問題であったり、親族間の問題であったりと人によってさまざまではあるものの、何度も別れようと思って離婚に勢いで踏み切ってしまうと、実は後悔してしまうことの方が多いのです。

親権や慰謝料のほか、自身の気持ちに背いた勢いでの離婚など、後悔を感じさせてしまうものが多く、一度離婚を切り出せば後戻りができないことも含め、別れ話は非常に慎重に行うべきものでもあります。

しかし、切り出す前にきちんと別れることでのメリットやデメリットを知っておくことで、余裕を持って準備に踏み切れるのです。

この記事では別れたい妻がやっておくべき準備、考えておくべきメリットデメリットについても紹介していきます。

旦那と別れたい…妻が思わずそう感じてしまう理由

性格が合わない


離婚の原因として一番多いのが、結婚生活を始めてから感じる性格の不一致です。

芸能人にも多く見られる離婚理由ですが、性格の不一致は普通の人でも苦痛に感じてしまう部分もあり、男女どちらも「あの性格は嫌だな」と疲れ果ててしまう場合も多くあります。

最初のうちは妻も夫もそれぞれ別の人間だし、育ってきた環境が違うからと性格の不一致に関して何とか丁度良い着地点が無いのかと探す人も多くいるでしょう。

しかし、性格が合わない場合、多くが夫婦間の感情が冷めてしまい、破綻してしまうことが多いです。

そのため、喧嘩はしないものの暖かい家庭を築くというのは非常に難しくなり、中には子供がいる前では仲良くしつつも、子供のいないときには無言で話もしないというケースが発生している夫婦もいます。

性格の不一致というのは互いに不干渉を貫いておけば仮面夫婦のような関係に収まることもありますが、不一致による喧嘩やストレスの蓄積といったどちらにもデメリットしかない場合、離婚したほうが互いに楽になれると考える人も多いでしょう。

もっと性格的な相性の良い人を探したい、これ以上性格の不一致で温かくない家庭には我慢できないなど、合わないものを無理やり合わせようとした弊害で離婚したいと思ってしまうのです。

暴力を振るわれる


離婚を決定的にする理由としては、暴力も含まれます。

子供に対して、妻に対してと対象は違っていることは多いですが、家の中で暴力を振るわれるというのは非常に怖いことです。

いつどのような目にあわされるのか分からない以上、毎日不安と戦いながら生きているといっても過言ではありません。

喧嘩の時に弾みで一度だけ叩いた、というレベルではなく、日常的に虐げられるようなひどいものであれば、弁護士も味方につけて慰謝料などをがっつりともらってから離婚してやりたいと思うほど夫を忌み嫌うでしょう。

実際、法廷離婚事由にも該当するので、離婚する際にもそれほど困ることなくすんなりと離婚が成立することも多いです。

また、この暴力というのは精神的な面も含まれます。

全てを妻のせいにして、自分はあれこれ細かく注文を付けるだけの、いわゆるモラルハラスメントも暴力に入るでしょう。

妻の中には「あー、はいはい私のせい」と受け入れてしまう人もいますが、受け入れずに離婚の理由として取り上げれば、こちらも大きな確定的な事由として受け入れてもらいやすいです。

家庭を顧みない


暴力や性格の不一致以外にも、家庭を顧みない夫に対して離婚を切り出したいと思う妻も多いです。

家庭を顧みず、給与のほとんどを自身が使用し、好き勝手に浪費する、浮気をしているといった家庭に貢献せず、正当な理由なく外出をしている夫に対して不満を持つのは当然でしょう。

頑張って働いた夫の給料だとしても、家にいくらかは入れて家族に安定した暮らしを提供し、家のことを相談しながら良い環境へと作り上げていくのは夫婦の役割です。

今では女性も男性並みの給料をもらうことも多いので、妻の方も負けない程度の給与を持っているから大丈夫だろうという気持ちから、男性はお金を好き勝手使うことがあります。

中には自分が稼いだのだから自分が好きなように使って何が悪いと開き直る人もいるでしょう。

このような状態の男と一緒にいると、最悪の場合は自身の給料に関しても手を付けられる可能性があります。

家庭にお金を入れない場合、ギャンブルにハマっていたり、趣味や浮気相手に金を使ったりしていることが多いので、家計を圧迫し、苦しい状態に陥れることもあるでしょう。

特に浪費が癖になっている旦那はどれだけ注意したところで直りませんから、言うだけ無駄に終わり、気力の無駄使いをしたと頭を抱える羽目になる女性も多いです。

家庭を顧みず、家族に対して何の感慨も覚えていない夫からすると、内心では子供と妻のせいで給料のいくらかが引かれてしまうと考える人もいるでしょう。

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離婚して後悔しないか


旦那と別れようと思っても、勢いに任せてはいけません。

勢いで破局するのはいつでも「あの時に別れなければよかった」と後悔することにもなります。

特に離婚は恋人同士の関係だった時と違い、×という離婚歴を明確に受け止めることになるので、男性はともかく女性の再婚は多少厳しいものになってしまうことも考えられるのです。

離婚後は仕事に子育てにとこれまで生活の基盤となっていた生活費を稼ぎながら、子育てに邁進しなければならず、夫が働いていた時よりもずっと子供のために時間を割くことも難しくなります。

その状態で再婚したいと思っても、夫への嫌悪感はいまだ消えておらず、お見合いやデートに関しても満足に時間が取れない現状では難しいと言わざるを得ないでしょう。

これまで以上に子育てと仕事に集中し、仕事がなければ始めなければならない、そんな状態に陥ってもなお離婚しても後悔しないと言い切れるのであれば、離婚しても問題ないです。

実際は男性に離婚原因があると慰謝料の請求も多少できるので、額はともかく相手側からいくらかまとまったお金はもらうことはできます。

子供がいるのなら養育費も月にいくらかの支払い、またはまとまった額をその時にもらうことができるでしょう。

お金、時間、忙しさと離婚後に発生するデメリットは多いですが、耐えきれない夫と別れ、子供とともに自由になることは確実に可能です。

だからこそ、勢いで離婚を切り出して後悔しないためにも、一呼吸おいて離婚後の未来と後悔について考えなければならないでしょう。

離婚して苦労することを分かっているのか


離婚して後悔するのは、相手を好きだった時だけでなく、離婚後の生活や仕事の苦しさを知ったときも同じです。

子供のことを一手に担いつつ、さらに仕事にも努めなければならないので、パートではなくフルタイムで働きながら子供に合わせる生活を送ることになります。

多少元夫からの金銭的な援助が慰謝料として出るとしても、女性としては子供がいるのなら子供の養育費には手を付けず、高校や大学での選択肢を増やすためにも貯蓄するという人も多いです。

また、離婚することで苦労するのは仕事やお金のことだけではなく、周りの環境の変化もあります。

離婚後に別の場所に引っ越すのであれば、また人間関係を一から構築せねばならず、慣れるのに一苦労な場合も多いです。

その土地柄の性格や話し方に慣れないと、地元の人との交流は難しい場合もあります。

また、引っ越す、引っ越さないに関係なく、離婚すると周囲に噂話も蔓延しますので、中にはデリカシーもなく「離婚してこっち来たの?」とずけずけ聞いてくる人だっているでしょう。

そうした環境の変化に耐え切れないと考えるのであれば、離婚は少し待ったをかけたほうが良いです。

周りの環境になじめず、子育てと仕事に忙しい状態をほぼ一人で頑張らなければならないわけですから、体調すら放ってひたすら「頑張らなきゃ」と誰にも頼れない状況を自ら作り上げていくことになるでしょう。

また、周りの環境の変化は子供にも大きなストレスを与えます。

離婚後、学校の同級生や周りの大人がひそひそと苗字が変わったことと、他の大人が話題にしていた離婚に関してをからかわれたり、噂にされたりすることだってあるはずです。

子供の方が「離婚なんて珍しくない」と達観し、きっぱりとからかいや噂をはねのけられるような年であれば良いですが、まだ小さいと逆に延々とからかわれることになる可能性だってあるでしょう。

ストレスが否が応でも溜まっていく学校生活に対する発散は、母親やからかってきた周囲の人間に向かいます。

母親に対して苛立ちをあらわにし、中には喧嘩腰でしか喋らなくなる子もおり、周囲の人間に暴力的な行動を示すこともあるはずです。

学校で問題を起こせば親が呼び出されるのは当然ですから、忙しい中でも時間を作って母である女性は学校に行き、状況を把握する必要もあります。

中には暴力を受けたからと謝罪を要求される可能性だってあるでしょう。

離婚後の苦労はほかにも多岐に渡りますが、仕事、お金、子供のことで女性は特に苦労します。

本当にそのような苦労をする覚悟があるのか、今一度自分に問いかけなければならないのです。

子供にさみしい思いをさせる


仕事やお金の苦労以外にも、子供にさみしい思いをさせるというのも離婚を思い悩ませる原因です。

特に父親に良くなついている子であれば、いきなり離婚となり父親と引き離されることになるので、唐突にさみしい思いをさせることになります。

逆に親権を父親が所有する場合は母親と別れることになるので、どちらにせよ子供にはさみしい思いをさせてしまうことは確実です。

更にそこから親が一人になってしまったことによる仕事の忙しさで、余計に子供と接する時間が減ることもありますから、寂しい思いをさらにさせてしまうでしょう。

お金や時間に問題のみならず、子供そのものに対する気遣いや離婚後のケアは手を尽くしてあげられるのか、というところに掛かってきます。

忙しくても愛情を示してさみしさを埋めてあげられるのなら、徐々にさみしさを受け入れて、離婚のことにも納得してくれることでしょう。

納得できなかったとしても、お母さんは今まで通りの愛情を注いでくれるとわかれば多少安心する要素を作ることができ、お父さんがいないことにも納得しようと考えてくれることもあります。

さみしい思いをさせてしまうのは確実なので、それを母親である自分が受け入れられるか、もしくはさみしい思いをさせてもなお愛情を注いであげられる余裕を持って生活ができるかがキーポイントです。

お母さんが納得して離婚に踏み切っても、子供には説明もなし、納得してもらおうという素振りも無しでは子供から不信感を抱かれ、ひどい反抗期につながりかねないのです。

親子二人で仲良く暮らしていくとしても、子供にさみしい思いをさせる箇所は必ずあると母親の方が理解し、忙しいからと理由を付けて遠ざけないようにしなければならないと覚悟しなければ、離婚はともかく子供の親権を得ることは考え直した方が良いでしょう。

自分はさみしい思いをしたとしても、必ず帰宅後はケアをして、決して子供をないがしろにしないと固く決意し、実行するために頑張れるという人間なのかを判断することも必要です。

旦那と別れたい妻がやるべき事チェックリスト

仕事と部屋を探す


旦那と別れようと決心したら、同居したまま離婚の日を迎えることもできるものの、次の生活のための下準備をしておかなければ慌ただしく生活を始めることになります。

その前に、離婚後もスムーズに新生活を迎えられるように、部屋と仕事を先に見付けておくのがベストです。

特に部屋はあまりに耐え切れないと思った時には別居するときにも使用できるので、先にある程度目星をつけて置き、離婚の話が整った時点で契約しておくと良いでしょう。

もちろん、家賃は安めのところを選ばなければなりませんが、子供と二人でまたは一人でゆっくりと過ごせる空間があるので、心のゆとりや精神的な余裕を作ることにもつながります。

部屋を探すと同時に、仕事を探しておくのも忘れてはいけません。

離婚してから探しても問題ないだろうと言えるのはほんの一握りで、先に仕事を決めておかないと離婚した後に焦って探すことになります。

離婚前から仕事を継続して、どこかに勤めているのであれば、名前を旧姓に戻す手続き程度で問題ありませんが、現在専業主婦であったり、パートであったりすると生活費が足りなくなる可能性の方が高いので、先にフルタイムや日勤の正社員の仕事を見つけるなどしておいた方が安心です。

初勤務日を調整できるところと給与でまず見つけてみる、もしくは前職の経験が生かせるものにしておくと、仕事をしやすくなるでしょう。

多少慰謝料などが入る可能性があるとはいえ、正当な離婚事由でない場合は請求自体が難しいこともあります。

子供の養育費だけでは生活していくことはできませんし、何より子供の将来のために手を付けたくないのは当然です。

子供と自分を養っていけるだけの仕事、そして二人で安心して暮らしていける拠点となる部屋、または家をまずは見繕いましょう。

弁護士と相談する算段を付ける


離婚における大きな味方となってくれるのは、やはり弁護士です。

法律的な視点から離婚が正当なものかを判断し、第三者の目線から的確なアドバイスをしてくれるため、他の人から見て自分たちの離婚がどのようなものなのかを冷静に聞くことができます。

離婚する直前に弁護士に相談する人もいますが、慰謝料の額、養育費の額といったお金や、離婚の事由が正当なものかを判別するには時間が足りず、満足のいく結果に終わらないことも珍しくはありません。

この離婚が本当に正しいのか、離婚に関して夫に何を求めるのか、証拠や実害はどのようなものが出ているのかを説明し、もう一度考えるための期間も必要ですから、離婚したいと思った時にはまず真っ先に弁護士に相談する算段を立てるべきです。

弁護士も相談ということですので、本格的に離婚するかどうか迷っていると先に告げおくと、それなりの準備をしながらでも、現状における段階の離婚相談にしっかりと乗ってくれます。

依頼ではなく相談に関しては無料という法律事務所も多いですし、中には離婚を専門に取り扱っているところもあるので、弁護士を探す時間も含めて早めに行動するのがベストです。

依頼をしたのち、後悔しないためにもきちんと話を聞き、若手に任せっきりにしない事務所をまず探しましょう。

弁護士事務所の中には、離婚などの良く取り扱われる分野を新人や若手のステップアップのための依頼として取り扱うところもあり、ノウハウもまだよくわかっていない弁護士がついて不安を抱えたまま離婚調停を迎えたのち、専門家の手助けもないせいで思ったような成果が得られなかった人もいます。

離婚は良く扱われる相談でもありますが、中にはひどく難しい案件であることも多いので、離婚に関する専門家やほかの弁護士の手を借りて挑む案件である場合も多いです。

しかし、新人や若手にまかせっきりな事務所になると、思ったような相談をしてくれることはなく、下手をするとおざなりな対応で離婚当日を迎えかねません。

ベテランがきちんと応対してくれる、新人や若手が担当してもベテランがきちんとフォローに入れる体制を作り、他にも手助けが必要な部門や人に連絡をして助力を頼めるといった、万全の対応ができる事務所を探しましょう。

また、事務所に行くのが難しい、電話などでまず相談したいときも、電話相談を請け負っているところに相談するのも一つの手です。

無料の電話相談の事務所は多いので、ホームページや事務所の住所などをきちんと確認して、ちゃんとした事務所であると判断出来たら電話すると、詐欺やおかしな事務所に引っかかることもありません。

今では最初の相談料が無料のところの方が多いので、病院と同じように自分に合った、きちんと対応してくれる事務所を相談しながら探していくと良いでしょう。

証拠集めをする


離婚するときにはそのための証拠集めも必要不可欠です。

特に暴力や浮気、モラハラといったものは証拠がなければ徹底的に弁護士が相手を叩き、慰謝料を増額させることができないところもあるので、医師の診断書やボイスレコーダー、写真撮影といった、証拠として残るものを揃えておくことが大切になります。

証拠があれば夫も下手なことは言えませんし、暴力やモラハラが原因であれば母子に対する接近も制限されるので、お金だけもらって不安もなくそのまま親子二人での生活に切り替えることも可能です。

逆に証拠が足らない場合は弁護士の方も完全に弁護ができない部分もあるので、証拠集めは入念に行っておいた方が、離婚において優位に立てます。

この証拠による優位は男女ともに変わらないので、女性も男性もきちんと証拠を揃えてから離婚に踏み切ることがおすすめです。

旦那と別れたら得られるメリット

夫の理不尽から解放される


旦那と別れた後を考えてみると、メリットとデメリットの話につながります。

離婚したとき、一番に得られるメリットといえば夫の理不尽から解放されることでしょう。

暴力、暴言、人を顧みない予定の変更や自分勝手な行動に振り回されることがなくなり、傷を負うことも苛立ちを感じることも無いので、心穏やかに健康的に過ごせるようになります。

そのため、いつまでも夫の理不尽に耐えることはなく、自由な時間や穏やかに過ごすことができる時間を持つことができ、おびえることもなくなるのです。

暴力や暴言を含む、ひどい状態に置かれている妻においてこれ以上のメリットは無いでしょう。

下手に口を開けば叩かれたり、蹴られたりすることもなく、「なんでこれができないんだ」と詰られる日々が終わるので、女性としては解放感もあります。

子供がいるのであれば、いつ自分から子供に標的が変更されるのか不安もあったでしょう。

子供を守るために体を張り、気を張りと無茶ばかりしてきた日々ともおさらばですので、これからは子供と暴力や暴言とは関わり合いのない、和やかな毎日を過ごすことができます。

夫婦関係の維持に気を遣わなくて良い


離婚すると決めた時、互いにすでに愛情がない夫婦も少なくありません。

中でも感情が冷めきっているような夫婦になると、外の視線においては仲良しな夫婦を演じる、子供の前では関係の良い二人を演じることに気を遣い、下手な言動が取れず、ストレスをため込んでいることも多いです。

夫婦関係の維持には多大なストレスもかかりやすいので、他の人がいると下手なことを口にできず、心のうちに溜め込むしかないのも酷くつらい日々になってしまう原因にもなります。

また、夫婦関係の維持は親戚や、舅、姑との関係を良好に保つためにも必要なことが多く、下手に関係の悪化を悟られると、舅や姑から妻が攻撃されることがほとんどです。

「お前が何かしたのだろう」「もっと尽くしなさい」とそのような言葉を突き付けられ、攻撃されてしまうので、仲が悪い原因が妻にあると信じて疑わない場合は、関係の維持自体が嫌になってしまうものでしょう。

しかし、そんな嫌な姑や舅との関係も一切切り捨てられるので、夫婦間の仲を維持するだけでなく、面倒な親類縁者の関係もすべて捨ててしまいたいと思っている人にはうれしい、そして大きなメリットになります。

子供への悪影響が終わる


離婚したいと思っている状況下は、どちらかの親が子供への悪影響の原因となることも考えられるパターンも多いです。

暴力や暴言がやまない夫であれば、子供の恐怖心をあおることにもなり、極度のストレス状態に陥らせることもあるでしょう。

他にもどちらかが浮気をしていて、それが発覚したが故の離婚になると、思春期の子供からの嫌悪感は免れず、下手をすると大人に対しての不信感にもつながってしまいます。

そうした子供への悪影響を考えると、離婚をして悪影響の届かない場所に子供を連れていくのはとても良い選択肢でもあるのです。

下手なごまかしや演技は逆に子供に懐疑心を抱かせてしまい、最悪の場合は両親どちらにもついていかず、親権を得た側の祖父母のところに行きたいと、両親自体についていこうとしない意思表示を見せることもあるでしょう。

一緒に生活したいと思ってもらうためにも、離婚すると決めたのなら、ある程度事情が分かる年齢ならば、離婚の理由をきちんと説明しておくのも誠実な対応です。

なぜ離婚するのかを説明し、謝罪を告げたなら、最後にどちらについていきたいのかを考えてほしいとも伝えるべきでしょう。

子供がどちらについていきたいのかを明確にしておくと、親権争いで揉めることもあまりなくなります。

たとえ母の方が親権を取り、つれていくと説明したときに父親の方が「勝手に決めるな」と叫んだとしても、「子供に選ばせている」と相手の発言を躱すこともできるでしょう。

子供にとってはどちらも親であることに変わりなく、捨てがたい情があるからこそ、ひどく悩ませてしまいますが、子供も自分できちんと選ばせてもらえることが愛情であると多少なりとも感じ取ってくれます。

選ばせる代わりに、どちらを選んだとしても恨みっこ無し、その決定を尊重すると伝えておけば、子供も安心です。

逆に夫側が子供の親権を拒否したときには、遠慮なく子供を連れていきましょう。

子供としても拒否してくる父親と一緒にいるのは嫌なものですし、暴力や暴言のあった父親ならば尚更、次のターゲットにされかねないと分かっています。

母子二人で安心して暮らせるような場所に連れて行く方が、よほど悪影響がありません。

旦那と別れる事で降りかかるデメリット

生活水準が下がる


離婚することで発生するデメリットで、一番に気がかりなのが生活水準の低下です。

夫の稼ぎをメインとしてこれまで生活してきた専業主婦にとっては、これまで通りの生活は望めないものとして、低水準の生活からやり直していかなければなりません。

それまで高水準のラインで生活してきているのなら、低水準に子供も親も耐え切れず、中には慰謝料などをパーッと使ってしまうような人もいます。

大事な慰謝料はいざという時のための生活費でもあれば、子供のための養育費、学費にも転じられるものですので、手を付けずになるべく残しておきたい人の方がほとんどです。

しかし、生活の質に耐え切れず、仕事を始めても簡単には向上しない場合、あるお金に手を付けてしまう場合もあります。

先にある程度預金していたり、仕事を続けていて稼ぎがあまり変わらなかったりするのなら、生活水準をあまり下げなくても良いでしょうが、それでも夫がいた時よりも下がってしまうのはどうしようもないことです。

家賃に食費、学費、水道光熱費、病院の費用や家や勉強に必要な消耗品と生活するのならお金がかかりますし、家も出て借家やマンション、アパートで生活するのなら契約更新に掛かる出費も出てきます。

一人のお金で賄いきれるかどうか、というぎりぎりのラインになりやすいので、生活水準を下げなければ生活していけない親子の方が多いのも現実なのです。

逆に生活水準を多少下げても安定したものにしておきたいのなら、実家に戻って実家暮らしをするのも方法でしょう。

両親にきちんと説明し、理解してもらう必要性はありますが、夫側に過失があるのなら快く子供ともども迎えてくれる両親の方が多いです。

仕事や学校に関しては通勤、通学の方法を考える必要性がありますが、子供も祖父母が帰宅すれば迎えてくれるので、人がいる安心感が確かにあり、多少仕事が遅くなってもお母さんも安心できます。

家事も祖母と分担することができますので、結婚しているときよりもずっと仕事を入れて稼ぐことができるでしょう。

家に対して多少食費や光熱費などを入れておくと、余計にこじれることはなくなりますので、実の親だとはいえ、お世話になる身として最低限の家へ入れるお金は用意しておくと良いです。

子供を振り回してしまう


離婚するとなると、やはり子供を振り回してしまうのが大きなデメリットの一つです。

離婚のことを話すと、それまで両親が大好きだった子はなぜ別れるのか、別れないでほしいと泣きながらすがることもありますし、何より離婚と同時に引っ越しを思い浮かべる子も多くいます。

引っ越しを行うことで、それまで仲良くしていた友達やお世話になった先生、慣れ親しんだ学校と別れなければいけないという点からしても、非常に嫌がられるでしょう。

新しいところへ行ってなじめるのか、仲良くできるのか、勉強についていけるのかなど、子供も不安を抱えてしまい、余計に離婚に反対の姿勢を示すことだって多いです。

子供が原因ではないからこそ、それだけ振り回してしまうということに自覚を持たなければなりません。

親が一人いなくなるだけでもとてもつらい経験だというのに、そこに引っ越しや転校まで入ってくれば、友達や先生と別れたくない一心で、父親の方についていくと決める子供も一定数います。

暴力や暴言のある夫だとしても、友達と離れたくないと子供が言うのであれば、通っている学校の校区内のどこかに引っ越すのもおすすめです。

校区が同じであれば小学校や中学校は問題なく通えますし、幼稚園や保育園はバスが通える範囲であればお迎え先を変更することもできるでしょう。

大人の都合で振り回してしまうのですから、子供にとって安心できる環境を作る一環として学校の変更への対処や引っ越し先の検討はしてあげたほうが良いです。

周りの助けが必要になる


離婚するとそれまでは夫の助けがあった部分に、誰かの手を借りなければいけなくなることが多いです。

例えば学校からの急な呼び出しで、仕事を抜けなければいけなくなった時などは一番に例にあがります。

急な呼び出しの内容は、子供が熱を出した、体調不良で迎えに来てほしいといったものが多くを占めており、中にはひどい高熱状態でそのまま病院に直行しなければいけないような状態であることもあるでしょう。

しかし、仕事に忙しいお母さんには抜け出す余裕もなく、上司に相談しても「今抜けられると困る」「体調管理を君がしっかりさせていないから」と小言をもらってしまうかもしれません。

育児に対して理解のある職場であれば、快く送り出してくれるのでしょうが、そんな理解のある職場ばかりではありませんので、最悪の場合はそのまま仕事が終わるまで預かってもらわなければならないなんてことも考えられます。

そんな時、手助けが欲しくて電話するのが、祖父母です。

すでに定年である程度時間に余裕のある祖父母に連絡し、子供の迎えに行ってもらうという方法を取るのは、何も離婚した後だけではないでしょう。

夫婦共働きでどうしてもいけないとき、車を運転できる祖父母がいたなら迎えに行ってもらえると安心できます。

そのまま実家の方でゆっくりさせておいてもらう、または病院に連れて行ってもらえればより子供を苦しませることなく、しっかりと療養させられるようにもなるでしょう。

このように、離婚すると誰かの手を借りなければやっていけないことがたくさん出てきます。

一人でこの子とやっていけると思っても、現実はそう上手くはいかず、下手をすると子供に我慢を強いたり、つらい思いをさせてしまったりすることにもなってしまうでしょう。

そのため、何でもかんでも一人でやろうとせず、なるべく誰かの手を借りられるような環境を作っておくのがベストです。

祖父母にも説明し、万が一の時には動いてもらえるように伝えておく、職場の方にもそれまでの働き方ではなく、何かあったときのためにパートに働き方を変更する、または休みや早退を取りやすいように打診するといった離婚後の働き方についても相談しておくことがおすすめされます。

下手にそれまで通りに働いていると、どうしても外せない行事や予定が被ってしまい、身動きが取れなくなってしまうでしょう。

行事や参観日、三者面談といった外せない子供の予定に関しては、日程が分かり次第先に休みの申請などをしておくといった努力は必要ですが、上司に離婚に関して内密に相談しつつ、休みや働き方について一度相談してみると力になってくれます。

離婚するなら前準備はしっかりと、後悔のないように


離婚を切り出すのはとても簡単ですが、離婚をする際に当たっては困難が待ち受けていることが多いです。

互いの不義や離婚に踏み切ってしまう原因の調査をしながら、弁護士への相談、子供のケア、離婚後の予定の組み立てと、あらゆるところで走り回らなければならないようなトラブルが待ち構えていることでしょう。

しかし、離婚することでのメリットもきちんとあるため、自分がそのメリットがどうしても欲しいと思うのなら、前準備はしっかりと行っておかなければなりません。

たとえ円満に離婚できたとしても、その後の生活を支える収入を得る仕事はどうするのか、済む場所は、子供の学校関連はどうするのかと考えておかなければ焦ってしまいかねない難題も残っているので、先にそうした難題を片づけておく必要があります。

特に仕事と部屋に関しては、離婚が成立するといの一番に決定または内定をもらっておかないと、生活が困窮してしまう原因となってしまうので、きちんと入社日などを整えてから離婚調停に入りましょう。

離婚は子供も大人もまとめて振り回すものですので、生半可な覚悟で切り出すと絶対に後悔します。

後悔しないように、離婚するのは本当に正しいのか、夫との関係はやり直す必要はあるのかと自分の頭で考えて、結論を出しましょう。

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